過払い返還が出来るかどうかの判断ポイントはありますか?
私は10代後半から借金があり、今もまだ返済額が残っています。借金の始まりは専門学校生の時でした。学生でもクレジットカードが発行でき、年会費も無料というカードが学校で流行っていました。入会している友達が多かったので私も初クレジットカードを作ったのですが、それが借金の始まりとなってしまいました。バイトを掛け持ちしても家賃や光熱費、学校で必要な資材購入など毎月のお金のやりくりがきつくてカードキャッシングに頼るようになりました。キャッシングした分をバイト代から払い、また借りるの繰り返し。バイトの帰りに事故に遭ってしばらくバイトが出来なくなった時に色々な支払いが滞納してキャッシングの上限を使っても足りず、別のカードを発行して、それで支払いをしました。何か高価な物を買ったわけでもなく、生活費のために始めたことが終わりのない返済へと発展しました。結局カードを5枚所持してそれでやりくりする生活を20年近くしています。 現在、派遣社員で横浜の1LDKの賃貸マンションに一人暮らしです。この先どうなるのか不安しかありません。キャッシングによる過払い請求が出来るようなことを耳にしたことがありますが、私の場合でも出来るでしょうか? 何か過払い請求が出来る人の借金状況などポイントがあれば教えてください。 |
過払い金の時効前分で利息制限法の上限以上の金利支払い分が該当します
利息制限法では金利の上限を18%と定められていました。一方で出資法では刑事罰の対象となる金利の上限を29.2%と定めていたため、利息制限法の上限以上、出資法の上限以下というグレーゾーンに当たる金利が長年、設定されていました。 2006年12月に賃金業法の改正が行われてからはグレーゾーンが廃止に。過去にこのグレーゾーン金利で借り入れを行っていた方が、支払い過ぎた金利を過払い金として返済請求できます。しかし、過払い金には時効があり、完済してから10年以内でなくてはいけません。また、2010年6月17日以前に借入を開始した方も過払い金が発生している可能性があります。過払い金は消費者金融、クレジットカード会社、大手デパートカードなどが対象となります。 ご自身に過払い金があるかどうか判断が難しいと言う場合は、過払い金の専門家へ相談されるのがよいでしょう。 横浜にある法律事務所では過払い金の請求のみであれば弁護士費用は基本0円で、過払い金を取り戻した場合に取戻し額から手数料が請求されるシステムです。ご相談は無料ですので利用されてはいかがでしょうか。 |