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任意整理ではどのくらい減額が可能ですか?デメリットはありますか?

現在、クレジットカード会社3社からのキャッシングとショッピングの残高が200万ほどあります。正社員で働いていた頃に作ったクレジットカードなので利用枠が多く、収入もそれなりにあったので「返せない」という概念なく買い物をしたりカードで支払いをしていました。そんな矢先、会社が合併することになり転勤を通達されたのを機に会社を退職しました。新しい就職先を探しても長く勤めたいと思える会社は見つからず、自分の甘さもあり仕事は続きませんでした。カードの残高はどんどん増え、借りては別のカードでキャッシングして支払うという悪循環を繰り返してきました。精神的にももう無理だと思っていた頃、キャッシングによって過払い金が出るかもしれないことを知りました。3社からこの3年ほどの間借りてきましたがどのくらいの減額があるでしょうか。任意整理により借金が減額できる場合、デメリットは発生しますか?
回答

利息は0になりますが元金は減りません

任意整理は借金のある方の状態に応じて生活の再建をする手続きの一つです。裁判所を通さず弁護士が債務者と業者の間に入り、3~4年で借金を返済をしていくものです。利息は0になりますが元金は分割払いで月々の支払いは減額となりますが、借りている額が減るわけではありません。
過払い金は2010年の法改正以前に借金をしていた方や、借金返済中の方に発生しているケースが多く、特に2008年以前に一度でも借金をしたことがある方は過払い金の発生が高いとされています。かつて金融屋が法定利息以上で貸し出していたことから、利息制限法に基づいて引き直し計算を行い、過去に払いすぎている利息を元本に充当して債務を減らすものです。繰り返しますが、元本まで減額されることはありません。ご相談者様のケースで過払い金が発生するかどうか、弁護士に相談されてはいかがでしょうか。
任意整理のメリットは裁判所を通さず手続きが出来ることで比較的簡単に進められます。デメリットは信用情報機関に情報登録されるため、貸入れが今後約5年間できないことです。ブラックリストに載るということになります。自己破産や個人再生と比較すると債務を減額させる効果が高くないため、場合によっては御自身で計画をされ強制的に月々の返済をされた方がいい場合もあります。
横浜に借金の無料相談を受け付けている法律事務所がありますので、ご相談されてみてはいかがでしょうか?
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