横浜SIA法律事務所
電話
faq
Q

交通事故問題は弁護士に依頼するタイミングで結果が変わるの?

質問 横浜に住んでいる息子が交通事故を起こしてしまいました。正確には走行中にスピード違反をしていた車に接触されて、相手に大きな非があるようです。
幸い息子にも相手にも大きなケガはなく、その点に関しては安心していますが。念のために病院に通って治療を受けているそうです。ただし、事故の衝撃で車はかなりの損傷を受けて、修理にもかなりの時間がかかるみたいです。
息子から聞いた話では、事故が起きたときは相手のドライバーがすぐに車から降りてきて、それなりのケガをしているような中で自分が悪かったと非を認めて謝罪をしてきたということでした。自分の方から連絡先を伝えてきて、勤務先の名刺も渡してきたとのことです。
その後警察も呼んで事故処理もして、相手からしかるべき対応をするために後日連絡をすると言われたので安心して別れたとのことでした。
しかし、その後は相手の保険会社から連絡がきて、息子的には納得のいかない条件を提示されているようなので、私の方から弁護士事務所に相談することをアドバイスした状況です。
私も仕事でもプライベートでも毎日のように車を運転していて、これまで大きな事故は起こしてことはありませんが、いつ何が起きてもおかしくないので、この機会に知っておきたいことがあります。
以前交通事故を起こした友人から、保険会社に丸投げするよりも弁護士に依頼した方が貰える慰謝料などの額も変わると言われたのですが、それは本当なのでしょうか?
今回はすでに交通事故に遭ってからしばらく時間が経過していますが、弁護士に相談するタイミングでも慰謝料の額などの結果は変わるのでしょうか?早めに相談した方が良いならすぐに息子にそうさせようと思います。
yajirusi
A

交通事故問題はできるだけ早めに弁護士に相談するのが理想的です

交通事故問題を弁護士に相談して対処してもらうことで、慰謝料の額などが多くなるのは本当のことです。
交通事故の慰謝料には、傷害慰謝料(入通院慰謝料)、後遺障害慰謝料、死亡慰謝料の3つがあり、慰謝料の算定には「自賠責保険基準」「任意保険会社基準」「弁護士基準」の3つがあります。
保険会社では、ほとんどの場合で自賠責保険基準か任意保険会社基準を賠償にあたり提示してきますが、弁護士は弁護士基準を前提して交渉するのが、慰謝料を増額できる理由です。
これら3つの基準の算定では、自賠責保険基準が最も低く弁護士基準が最も高くなっているのです。
交通事故問題が解決されるまでには、事故発生から始まり、解決までに「治療」「症状固定」「後遺障害等級認定」「示談交渉」の流れがあります。弁護士に相談するベストなタイミングは事故発生時で、できる限り早めに相談するのが理想です。
交通事故を起こすと警察の取り調べから始まり、同意者の提出、保険会社とのやり取りなど、しなければいけない手続きがたくさんあります。早い段階で弁護士を入れれば、適切なアドバイスを受けられ手続きも代行してもらえるので、不備や間違いが起きにくくなり、その後の交渉もスムーズにいく可能性を高められることになるのです。
最近では無料で相談できる弁護士事務所も増えているので、事故を起こしたら一刻も早く弁護士に相談して、適切に問題を解決してもらいましょう。
弁護士に相談すれば、自分が置かれている立場もよく分かり、示談交渉を始める適切なタイミングなども知ることができます。その他不安や疑問に答えてもらえるので、精神的にも良いです。
交通事故に遭えば誰でも気が動転して、冷静でいることは難しいです。頭が真っ白になり何も考えられなくなる人もたくさんいます。頼れる弁護士を間に入れることで、間違った行動を回避できます。
現在治療を受けている段階とのことですが、交通事故の治療はなるべく自由診療ではなく健康保険や労災保険を使い、医師としっかりコミュニケーションを図り、症状をしっかり伝えて正確に記録してもらいましょう。
保険会社が病院に直接支払う治療費の他にも、通院にかかる交通費なども保険会社に請求できます。治療のために仕事を休んで収入が減った場合は、休業損害も請求できます。そのためには治療にかかった交通費の記録や領収書などを残しておく必要があり、弁護士に相談していれば、適切な指示をもらえるので、取り損ねを防ぐことができます。
また、弁護士を入れることで保険会社との窓口になってもらえるので、安心して治療に専念できます。さらに、交通費や休業損害の支払い請求の手続きも代行してもらうことができます。
保険会社は支払いが発生する場面で、これが相場ですなどと言って低い金額を提示してきます。素人は保険会社の言葉を信じて言われた金額を受けとることがほとんどですが、弁護士を入れることで弁護士基準からみた妥当な額を算出して示談交渉などに臨んでもらえるので、トータルでもらえる金額が大きく変わってくるのです。
無料メール相談はこちら
MENU

PageTop