債務整理にかかる費用相場はどのくらいですか？
初めて借金をしたのは社会人になって1年程経ったときで、クレジットカードの支払いができなくなり消費者金融のカードローンを利用しました。その半年くらい前に、大学時代の友人と久しぶりに会ってショッピングセンターで買い物を楽しんでいると、今カードを作ればその場で5,000円の買い物ができて、そのカードは貯まるポイントも多いということで、友人からも絶対に作った方がよいとすすめられて一緒に同じカードを持つことになりました。
クレジットカードを持つ前は現金でしか買い物をしていなかったので、自然にお金を使うことをセーブできていましたが、カードで買い物をしているとついつい気が大きくなって余計なものまで買うようになり、ポイントがどんどん貯まるのも面白くなって、ついに返済に困って禁断の消費者金融に手を出してしまいました。
初めのうちは今後買い物を控えて計画的に返済していけば問題ないと思っていましたが、なかなか思うようにいかなくて、借金がなくなるどころか1年後には最初の3倍以上の債務を抱えていました。
そのときには他の消費者金融とクレジットカードのキャッシングにも手をつけていて、各借入先に返済するだけで精一杯の状態になっていました。それから何とか返済を続けてきましたが、結局利息しか返済できなくて債務は一向に減ることなく、限界を感じて債務整理に踏み切ろうと考えています。
債務整理は自分でもできるみたいですが、私にはそれを実行するための知識も行動力もないので、弁護士などの専門家にお願いするしかありません。
そうなるとやはり費用が発生すると思いますが、債務整理にかかる費用はどのくらいみておけばよいのでしょうか？専門家に依頼することで得られるメリットや、費用を抑えるコツや方法などがあればそれも知りたいので、ご回答お待ちしております。
債務整理の種類によってかかる費用は異なります
債務整理にも「任意整理」「個人再生」「自己破産」などの選択肢があり、どれを選ぶかでかかる費用が異なります。
どこに依頼するかでもかかる費用が変わりますが、任意整理だと3万円〜と減額した分の10％程度、個人再生だと20万円〜、自己破産の場合は30万円〜が相場となっています。
任意整理だと、借金を減額したい相手を選ぶことができて、裁判所への申し立てもしないで債権者と直接交渉できます。そのため、裁判所費用がかかりません。
債務者が自分で手続きすることも可能ですが、そうすると交渉が上手くいかないことが多いこともあって、ほとんどは弁護士か司法書士に代理人になってもらいお金を借りている相手である債権者と交渉してもらいます。
報酬金は1社につき2〜5万円程度に設定されていることが多く、それに減額した分の10％程度の費用がかかります。依頼先によっては着手金を要求されることもあり、着手金の相場も2〜5万円程度となっています。
個人再生の手続きには、20〜50万円程度かそれ以上の費用がかかることが多いです。こちらも自分で手続きすることが可能ですが、裁判所へ申し立てをする必要もあり、債務整理の中でも最も手続きが難しいため、弁護士か司法書士に依頼することが前提となっています。
自己破産も裁判所への申し込みが必要になるため、専門家へ支払う費用の他にも裁判所への費用がかかります。30万円以上の費用がかかるケースがほとんどです。
自己破産は免責を得られれば借金を0にすることができる唯一の方法なので、費用がかかっても弁護士などに依頼することをおすすめします。
弁護士や司法書士に債務整理の手続きを依頼すると、債務者への返済を一時的に止められることがメリットとして挙げられます。債務整理の手続きをするという意思を示すことにより、手続き終了まで借金の返済をしなくてもよくなることは、それまで返済に頭を悩ませていた債務者からすれば大きなメリットになると思います。
弁護士より司法書士に依頼した方が、費用を抑えられる可能性は高いです。司法書士への依頼は、書類作成代理人の範囲となることから弁護士よりも相場は安くなります。
しかし、司法書士に依頼できるのは1社140万円以下の借金額との制限があり、さらに書類作成の代行だけとなるため、手続きをするためには依頼者が裁判所へ足を運ばなくていけないなどのデメリットが生じてしまいます。面倒を避けたいなら、多少費用は高くなっても弁護士に依頼することをおすすめします。
弁護士によっては債務整理の相談に無料で乗っていたり、分割払いに応じてくれたりする事務所もあるため、手元にお金がなくても手続きを依頼できるようになっています。一般的な弁護士事務所だと、最大で36回の分割払いができるようになっているので、それほど大きな負担にはならないと思います。
借金の返済でお困りの方は、まずは無料相談できる専門家を探して、早めに行動することをおすすめします。
どこに依頼するかでもかかる費用が変わりますが、任意整理だと3万円〜と減額した分の10％程度、個人再生だと20万円〜、自己破産の場合は30万円〜が相場となっています。
任意整理だと、借金を減額したい相手を選ぶことができて、裁判所への申し立てもしないで債権者と直接交渉できます。そのため、裁判所費用がかかりません。
債務者が自分で手続きすることも可能ですが、そうすると交渉が上手くいかないことが多いこともあって、ほとんどは弁護士か司法書士に代理人になってもらいお金を借りている相手である債権者と交渉してもらいます。
報酬金は1社につき2〜5万円程度に設定されていることが多く、それに減額した分の10％程度の費用がかかります。依頼先によっては着手金を要求されることもあり、着手金の相場も2〜5万円程度となっています。
個人再生の手続きには、20〜50万円程度かそれ以上の費用がかかることが多いです。こちらも自分で手続きすることが可能ですが、裁判所へ申し立てをする必要もあり、債務整理の中でも最も手続きが難しいため、弁護士か司法書士に依頼することが前提となっています。
自己破産も裁判所への申し込みが必要になるため、専門家へ支払う費用の他にも裁判所への費用がかかります。30万円以上の費用がかかるケースがほとんどです。
自己破産は免責を得られれば借金を0にすることができる唯一の方法なので、費用がかかっても弁護士などに依頼することをおすすめします。
弁護士や司法書士に債務整理の手続きを依頼すると、債務者への返済を一時的に止められることがメリットとして挙げられます。債務整理の手続きをするという意思を示すことにより、手続き終了まで借金の返済をしなくてもよくなることは、それまで返済に頭を悩ませていた債務者からすれば大きなメリットになると思います。
弁護士より司法書士に依頼した方が、費用を抑えられる可能性は高いです。司法書士への依頼は、書類作成代理人の範囲となることから弁護士よりも相場は安くなります。
しかし、司法書士に依頼できるのは1社140万円以下の借金額との制限があり、さらに書類作成の代行だけとなるため、手続きをするためには依頼者が裁判所へ足を運ばなくていけないなどのデメリットが生じてしまいます。面倒を避けたいなら、多少費用は高くなっても弁護士に依頼することをおすすめします。
弁護士によっては債務整理の相談に無料で乗っていたり、分割払いに応じてくれたりする事務所もあるため、手元にお金がなくても手続きを依頼できるようになっています。一般的な弁護士事務所だと、最大で36回の分割払いができるようになっているので、それほど大きな負担にはならないと思います。
借金の返済でお困りの方は、まずは無料相談できる専門家を探して、早めに行動することをおすすめします。
