任意整理をすると多くのデメリットがあるって本当？｜横浜の任意整理ならお任せ下さい。

まず、任意整理をしたことが原因で会社を辞めせれることがあるかと言えば、そのようなことはないので安心してください。自己破産や個人再生など、他の債務整理の方法を選んでも、そのことを理由にクビにできないことは法律によって定められています。
確かに巷では、任意整理などをしたら会社をクビになるというような噂が広がっているようですが、その情報は間違いです。
家族に悪影響が及ぶようなことも、精神的なこと以外ではないので、過度な心配をしなくても大丈夫です。
任意整理をすれば自身の収入状況や財産などをチェックされますが、家族の財産は守られるので安心してください。ただし、家族が任意整理をする借金の連帯保証人になっている場合は、代わりに返済義務が発生するので注意してください。
任意整理をしたら年金がもらえなくなることもありません。年金は民事執行法で差し押さえができない財産として定められています。ただし、個人年金の場合は国民年金や厚生年金などの公的年金ではなく個人で積み立てしているものなので、差し押さえの対象になってしまいます。
任意整理のデメリットとしては、自己破産や個人再生をするときと同様に、信用情報に掲載れてしまう、いわゆるブラックリストに載ってしまうことが挙げられます。こうなると、他のローンやクレジットカードなどの利用にも影響が出てしまいます。
また、任意整理をしても自己破産のように借金を0にすることはできませんし、そもそも返済ができるだけの収入がなければ利用することができないため、この点もデメリットと言えます。
任意整理の場合は債権者の同意を得らえなければ手続きをすることさえもできないので、その点もきちんと認識しておきましょう。
任意整理をするメリットは、返済の負担を軽減できることです。ほとんどの場合は利息をカットすることしかできませんが、それだけでもかなりの金額を減らせることになります。
また、任意整理をすると過払い金が戻ってくる可能性もあります。任意整理をしてこれまでの利息の払い過ぎを証明できれば、過払い金が返還されて借金が0、もしくは手元に現金が入りプラスになることもあります。
任意整理では、支払い期間の延長も交渉できるようになっています。例えば返済期間があと3年あったところを5年に延ばすことができれば、毎月の返済額を大幅に減額できます。もちろん、債権者の了解を得なければ実現できませんが、収入や生活状況を考慮してもらえば、そうすることは十分に可能であると言えます。
任意整理は、他の自己破産や個人再生のような裁判所を介さなければいけない手続きではないため、比較的に簡単にできる点も大きなメリットだと言えます。裁判所へ何度も足を運ぶ手間もかかりませんし、弁護士などとの打ち合わせの回数も圧倒的に少なくて済みます。
特に忙しい方にとっては、実務的にも精神的も負担が軽くても済む点もメリットと言えると思います。
任意整理は自身で行うこともできますが、そのためには引き直し計算や債権者との交渉などが必要となり、どうしても専門知識を要します。
消費者金融会社などの貸金業者側も、素人が相手だと分かると交渉を自分たちに有利に進めようとしてきます。その点弁護士などの専門家に任せれば、不備もなく交渉が上手くいく可能性が一気に高まります。
他にも、自力で何とかしようとすると、債権者と連絡を取り合う機会が増え、手続きのことが家族や周りに知られてしまうリスクを高めてしまいます。さらに、弁護士に任意整理を依頼すれば、債権者に受任通知が届いた瞬間から借金の催促から解放される点もメリットとして挙げられます。